本日は、ご来店いただき心より感謝申し上げます。
1998年にグラスアート藍設立し、2010年にここ名護市中山に名護店をオープン致しました。
2011年にインターネット販売を開始しております。
私達は実店舗(販売・ガラス体験教室)・工房を構え、製造〜販売まで工房直営で行っています。
「使う人」「作り出す人」皆が幸せになる作品づくりを大切に、みなさまに安心して手にとっていただけるように、手仕事で1つ1つ丁寧に制作しております。
若い工房ではありますが、「ガラス器を通し皆様の輝きを応援したい」と願い取り組んでおります。
どうぞよろしくお願いいたします。
スタッフ一同(5人と3匹)、皆さまと繋がれることを心よりお待ち申し上げております。
ガラスって生きているって知っていましたか?
固まっているように見えるガラス。
しかし、分子は色々な方向に動いてる。火の熱を加えるとまた形をかえて動き出す。
ガラスは本質を見失わず、新たな火と出会うことでまた動き出し、
一番輝く表情を見つけていくことができる。
ガラスには何度も生まれ変われる100%再生可能なエネルギーが宿っている。
私たち女性の人生も、立ち止まったり、悩みはあっても、
諦めないかぎりいつからでも輝ける。
あなたの一番の輝きを応援したいからグラスアート藍はガラスに命を吹き込み、
応援のエールを贈り続けます。
ご自身へのごほうび、決意、新たな一歩の門出として。
いつも応援してくれる大切は人への贈り物として。
あなた様も輝きの伝達者へ。
母娘一代の出発。まっすぐではなかった道。
「ガラス」・・・捨てられた廃瓶が火と交わり命を吹き込まれて復活する。
なんだか私の人生と重なって、すごく愛着があるんです。
琉球ガラスの道に携わって平成25年で17年目に入る。
その原点は、沖縄へ呼ばれるように母娘で京都から移り住んできたことからすべては始まっていた。
沖縄で生活を始めた23歳の時、「女性の琉球ガラス職人募集」の求人へ応募したのがガラスとの初めての出逢い。
「広告が目についたから」との理由で、将来への飛びぬけたビジョンがあった訳ではなかった。
これまで生きていくために色々な仕事へも飛び込んできた。
ガラスの道が「正直ここまで続くとはおもっていなかった」と自分でも驚くほど直観的な、それでいて今思えば運命的な扉を叩いていた。
琉球ガラスの工房で2年の修行を経て独立。
食材を引き立てる透明感、さりげないデザインはすぐに”斬新な琉球ガラス”とマスコに取り上げられ注文が殺到。
ただただ受注業務をこなす生活が3年続いた頃「何かが違う。とにかくガラスから逃げたいと」と憧れていた地、バリ島へ留学。
現地芸大で学び、バリで結婚。再びガラスを作り始めた。
バリで工場を構えるまでになったが、スタッフや周囲との人間関係のトラブルから何度も廃業を考えた。
「身も心もボロボロになってしまった。離婚して工場も畳んで。すべてを捨てて帰ってきた」
沖縄で待っていたのは借金。
その返済のためホテルで琉球ガラス体験の職につくことから始まった。
体験にくる子どもたちの笑顔が何よりのリハビリとなっていた時期。
「作る楽しさ」「私には琉球ガラスの道しかない」と覚悟を与えてくれたのもまたここでの時間だった。
苦境もあったが、覚悟を与え、救ってくれたのもまた「琉球ガラス」の道。
すべては必要な出来事と受け入れ今は前を向ける。
「今度は私が恩返しをする番」・・現在工房では地元沖縄の若者を雇用し、後継者育成にも力を入れています。
新品の原料を使って琉球ガラスの可能性を追求しながら、廃瓶を使った作品も作り続けたい。
今こうして、みなさまの元へ「輝くグラス」をお届けできる幸せ。
母娘二人三脚の出発から、信頼できるスタッフとチームで前を向ける幸せ。
グラスアート藍へ叱咤激励くださる皆様の愛情ある力添えと共に成長させて頂いている幸せ。
2012年4月26日 沖縄タイムス「週刊ほーむぷらざ」女性のためのライフアップ情報誌に取り上げられました。
1993年 | 嵯峨美術短期大学卒 |
---|---|
1996年 | 沖縄移住 琉球ガラス修行 |
1998年 | 沖縄県糸満市にてグラスアート藍設立 |
2000年 | 東村高江に新築移転 |
2004年 | バリ島に移住 |
2005年 | インドネシア国立芸術大留学 |
2005年 | 外国でガラスアーティストとして5つ星ホテルで採用されるなど活躍 |
2006年 | 現地法人グラスアート藍バリ店設立 |
2008年 | ブルガリホテルリゾートに作品が採用される 沖縄に戻り、リザンシーパークホテルで体験教室開催 |
2010年 | 名護市中山に名護店をオープン |
2011年 | 沖縄県「新ニーズ創出事業」に採択 |
2012年 | 「OKINAWA型産業振興ファンド」にタイル事業が採択 沖展にて「浦添市長賞」受賞 |
2013年 | 「OKINAWA型産業振興ファンド」事業継続採択 「琉球ガラス生産・販売協同組合」監事に就任 「経営革新計画」承認 「株式会社グラスアート藍」として法人化 |